タイトルのとおり、
うーすけはまだ大学生の頃、突発的に肺気胸にかかったことがあります。
いわゆる「切る」手術には至らなかったもの即時入院となりました。
前触れ的なものはありませんでした。
前兆としては少し息苦しいな、風邪引いたかなと感じた程度です。
そう感じたのがその日朝で
午後にはかなりの呼吸困難に陥っていました笑
とりあえず午前中は授業があったので我慢していましたが、
学校からの帰り道で階段を下る際、一段一段足を下ろす度にその反動で息がすごい勢いで抜けていきました。
辛くなって吸おうしても吸えません。
この時は吸えないって事実が理解できていなかったのでこれはまずいな、、、と思いそのまま近くの内科を受診しました。
医者に症状を伝えると
今日からすぐ入院です、そして今日緊急措置の手術になります、
とのこと
半ば急すぎるだろと憤りを感じつつ辛すぎるのでそのまま大学病院にバスで向かいました。
大学病院についたら、再度診察を受けてその場で手術が始まりました笑
手術室とかいかないのかな?とも思いましたが、簡易的な手術なのでここでやりますと言われ、チューブを肺に挿す手術を受けました。一般にドレインという手術です。
麻酔はしていましたが、胸に1センチ程度の穴を開けられそこに管を入れられているので気持ちはとても痛いです笑
いや痛みはないのですが。それでも痛い気はする、そんな状況でした。
術後はとにかく「安静に」ということで1週間程度入院しました。
最初のうちは呼吸ができないのでチューブは一日中刺しっぱなしです。トイレに行くときもです。
痛み止めを飲んでいるので痛みはないのですが、中々な状態で一日を過ごします。
1日ずつレントゲンを決まった時間に撮りにいき、空気をめいっぱい吸い込んだときにちゃんと肺に溜まっているかの確認をしました。
この時に、もしまだ抜けるようであれば本格的に「切る」手術になるようです。
気胸のなりやすさはある程度傾向があります。
長身で細身の男性がなりやすいようです。
俗にイケメン病とも呼ばれているようです。
つまりうーすけはイケメンか(違う)
ジャニーズの相葉くんや元NEWSの内くんも確かなってたはず
生まれつき肺にブラと呼ばれる気泡のようなものを持ってる人がおり、
それが傷付くことで肺に傷付くがつきそこから空気が漏れ出すことで呼吸が苦しくなるというメカニズムのようです。
そして、そのブラをもつかどうかは遺伝的なもので
なぜそれを持っている人といない人がいるのかについては詳しくはわかっていないとのこと。
退院後について、
いわゆる「切る」手術ではないものの、保険の世界では切開手術にあたるらしく、費用は医療保険が適用となりました。
まぁ穴は空いてるしな。
ちなみにこの穴ですが、手術後10年以上たちますが、目で見える程度の傷としていまだに残ってはいます。
女性の方はそもそも肺気胸になる可能性自体が低いですが、少し気になるかもしれません。
いまの医療であればもっと傷をつけないようなやり方もあるのかもしれませんので一概にはいえません。
再発について、
再発率は50%と言われました。
再発するかもしれないし、しないのかもしれないどちらともとれない、といった数値ですね。
うーすけは幸いにも
病院にお世話になるような再発はしていません。
なんでこんな言い方になるかというと、
術後5年以内のうちは明らかに「あ、破れたかも」と思えるような症状が2度ほどありました笑
そのときも
明確なきっかけはわからないんですよね。
激しい運動や無理目なストレッチが引き金になってるような気はします。
幸い呼吸は一度目よりだいぶ楽にできていたので、何日か安静することによってその時は自然治癒しました。
この判断が正しいのかはわかりませんが、あくまで経験談ですので普通なら病院にいった方がいいです。
一度再発すると何度もなる傾向にあるようですので。
以上、肺気胸の体験談です。
放置すると本当に呼吸困難になる、かつそれまでのスピードが結構早いので、もし症状があったら早めに受診をおすすめします。