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「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」ドウェイン・ジョンソンのキャラ勝ちな映画【ネタバレあらすじ感想】

こんにちは。うーすけです。

 

妻のみなくまと一緒に映画(といってもアマゾンプライム)を視聴しましたのでレビューしてみます。

 

ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」

公開年:2017年

監督:ジェイク・カスダン

 

映画「ジュマンジ」あらすじ

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各々の生活を送る4人の高校生がある日学校の地下で居残りを命じられ、そこに偶然残地された年季の入ったゲームを発見し、興味本位で始めます。

 

それぞれがゲーム内で操るキャラクターを選択しスタートした途端ゲームの世界に飛ばされ、4人で力を合わせながら、数々のミッションをこなしてジュマンジ(いわゆるゲーム)の世界を救う、といった一見どこにでもありそうなストーリーです。

 

映画「ジュマンジ」の感想

今作はリメイク版のため、ゲームがファミコンのような機器でしたが古い方の映画だと確かボードゲームだったはず。

 

完全なるリメイクではなく細部の設定も変更されており、現代風にうまくグレードアップされていました。

 

私のような30代だとゲームボーイファミコンが第一世代でしたので大人向けのターゲットとしてはこの層を狙っているのかもしれません。

 

 

一言でいうと「大人も楽しめる子ども向け映画」です。

 

 

ゲームの中はライフ制であり、特技や弱点などルールはあるもののゲームオーバーは現実の死となるサバイバルであり、コメディの中にも妙に緊張感が生まれるような場面もあり、それらの見せ方は絶妙でした。

 

 

「ウェルカム・トゥ・ジャングル」の副題にあるように、作中にカバやサイ、ジャガーなどの動物が登場するのですが子ども向けと思えないような獰猛さで襲ってきます(笑)

 

驚くのは子ども向けかと思いつつ、死の直前の食べられるシーンや踏みつぶされるシーンまでちゃんと描写しているところです。(血は出ませんが)

 

本来であればグロテスクなシーンなのですが、ライフ制のため死んでもライフが残っていればまた復活します。

 

復活の仕方がまたシュールでシンプルに天から一直線に降ってくるだけなのですが、本人はピンピンしているので直前の死のショッキングな描写を一気に緩和させてコメディ要素を優勢にしています。

 

こうした随所にシリアスだけどそれを薄める笑いの要素が散りばめられており、そこが本作の見どころになっていると思います。

 

 

ストーリー上は何も難しい設定はありません。何も頭を使わずに面白い映画をわいわいみたいな―といった時はおすすめです。スピード感もあるので飽きずに駆け抜けられると思います。

 

ドウェイン・ジョンソンの魅力

冴えない貧弱ないわゆるオタクが今作のリアル世界における主人公。

 

 

この主人公がゲーム中で選択したキャラこそが筋肉隆々ドウェイン・ジョンソン演じるブレイブストーン博士。

 

ドウェイン・ジョンソン - Wikipedia

 

圧倒的な戦闘力かつ弱点なしというチートキャラなのですが内面がオタクなので外見の圧倒的なオーラや風格とのギャップがものすごい違和感です(笑)

 

 

そのなりで自身なさげに話されても説得力が逆にないという妙な気持を抱かせるネガティブ発言が面白い。

 

 

特技の「ダダ漏れるフェロモン」は彼だからこそ成り立つスキルだと思います(何の役に立っているかは最後まで不明でしたが。)

 

恋愛模様もコメディ風

主人公の他3人もいじめっ子の黒人は小さい動物学者、ガリ勉女子はセクシーダンスファイター、自撮り大好き女子→メタボ地政学者とそれぞれゲーム内のキャラクターに変化しています。

 

お仲間でメインとなるのはセクシーダンスファイターですね。

 

演じたのはカレン・ギランという方でイギリスの女優さんのようです。

カレン・ギラン - Wikipedia

 

ジャングルでへそ出しという違和感マックスの衣装でしたが紆余曲折あり主人公とくっつきます。

 

 

ゲーム内だと美男美女でリアルに戻るとオタクとガリ勉。

 

 

どっちの世界でもお似合いという言葉に間違いはないのですが、ゲーム内の恋愛模様もかなりわざとらしくぎこちなく演じられています。

 

 

普段はドウェイン・ジョンソンもカレン・ギランもこんなわざと恋愛下手を演じる役なんて回ってこないんだろうな、と考えると結構貴重なシーンを見せてくれているのかなとも思ったりしました(笑)

 

まとめ

先が読めそうで読めないけど、王道のストーリーを横道に逸れながら展開していく、そんな表現が似合う映画かなと思います。

 

 

 続編も2019年に公開されており、そちらの方もみているのでまたレビューをあげたいなと考えています。リラックスしながら笑いたい、そんなときにみる映画としてイチオシです。