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インフルエンザのA型に2回かかる人が増えているって本当?予防接種は必ずしも万全ではない理由

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インフルエンザが今年も猛威を振るってますね。
うちの夫婦も去年は仲良く順番にA型に感染しまして交互に看病にいそしみました。

今年はA型に2回罹患するような人も増えているそうです。

インフルエンザとは

本来、水鳥などを宿主に生息していたが突然変異し、人の呼吸器への感染性を獲得した伝染性のウイルスです。

 

インフルエンザの種類

A型

一番感染数が多いのがA型。
ヒトだけでなくブタやウマなどの動物にも感染するようです。
鳥インフルエンザ豚インフルエンザもA型インフルエンザの類です。


A型インフルエンザは144通りの「亜型」と呼ばれる分類があり、亜型ごとに感染後に体内の免疫反応を引き起こす抗原としての働きが異なるため、昨年度A型にかかっており耐性があったとしても、今年度また異なる亜型のA型にかかってしまうということがあり得ます。

 

特に今シーズンは、組み合わせの片方の構成要素であるタンパク質のヘマグルニチン(H1〜H16まである)のH1をもつソ連型という種類が昨年11月ごろから流行っていました。

 

しかし、年が明けてからはH3をもつ亜型の香港型がソ連型以上に流行ったこともあり、1シーズンで2回A型にかかる人が急増しているようです。

 

B型


通年、A型が流行った後に流行りがくるB型。年によって順番が前後することはあります。
A型と比較して腹痛や下痢といった主に消火器系の症状が現れます。


A型のように激しい変化をしないウイルスのため、大きな流行を起こすことはありません。
またB型に関しては人と人との間でしか感染をしません。
熱が出にくいという声もありますが、研究論文ではA型とB型の症状に大きな差異はないとされています。

 

C型


一般的にかかったとしても軽症であり、鼻水程度の症状のため風邪と間違えることも多いのがC型です。
人以外の哺乳類にも感染します。


1度かかってしまえば生涯C型に対しての免疫を獲得するため大人はかかりにくいとされています。
4歳児以下の幼児がかかることが多いです。

 

予防接種が効かないのはなぜか?


予防接種をしていてもインフルエンザに罹患してしまう場合があります。
流行りがあるのはA型(ソ連型、香港型)とB型の三種混合ワクチンが基本ですが、特にA型は変異が激しいため、毎年度同じ型でも少しずつ変異しているようです。その変異幅が大きいとワクチンの効力が薄れてしまうことがあるようです。

 

ただ接種したほうが感染を防げることは言うまでもありません。

 

まとめ

去年感じたあの関節痛の苦痛はもう味わいたくない。。。

最近は職場でも常にマスクマンと化しています。

2月中はまだまだ気をつけないといけない時期だと思います。

万全の予防を心がけていきましょう。

 

ではでは。